円卓の騎士物語 燃えろアーサー「閑話休題」。
「燃えろアーサー」も15話まで視聴完了。「円卓の騎士」編が
全30話ということなので、どうやら折り返しです。
そろそろ「黒い狐」ペリノアさんの暗躍が見られるところ
なのですが。ここでネタ話など。
「同じ孤児に生まれながら、
アーサーは今やキャメロットの王子。
俺は一介の貧しい修道僧…こんな馬鹿な話ってあるか?
運命がアーサーの味方をするのなら、
俺は才能で運命に勝ってみせるぞ。
見ておれ、アーサー!」
(#14.「怒りの故里」前編より。)
ペリノア、という人となりを一番表してる独白です。
言ってることは電波ですが、彼が言うと妙に説得力がw。
まあ、「才能で勝ってみせる」などとは、よほど自信がないと
言えませんから。
で、本題。
これとよく似た台詞を言ったキャラが、つい最近いたような。
確か、「アーサー」と同じ、日曜枠。
同じく、東アニ制作。
同じく、「名作路線狙い」
……。
駄目だ;どうしても彼女がヒットする;
そうです。「どれみ」と「プリキュア」の間に
「1年間だけ」放送された
「明日のナージャ」の真の闇のヒロイン
「ローズマリー・アップルフィールド嬢」です。
自分もリアで見てましたが、彼女ほど完璧なヒールは
過去も今も未来もいないかと。
「ナージャと同じ孤児院育ちで大の親友だったが、
自分はプリンセスである、という妄想癖があり、
メイドであるという現実から逃げていた。しかし、
ナージャが実は貴族の出であるという事実を知り、
自分が成り代わろうと暗躍する。」
詳しくはこちらで。
ほぼ同じ事言ってますw。そして自分の才覚を頼りに
のし上がっていくところとか。ただ、彼女のほうが
もっとやり方は凄いのですが。
(玩具的に、「お母さんのドレス」というものが有ったのですが、
新作出すのに、「ローズマリーに破られる」という展開が;
これにOK出したバンダイ様も冒険者ではありましたが)
そして、どちらが本物の「貴族の娘か?」という対決の場に
おいても、ローズマリー圧勝。最後は自ら身分を捨てて、
「あたしは自分の力で自分のお城を作るの」と退場する。
当時、大きなお友達は他に累を見ない悪党ぶりに驚愕したもの
でしたが、リア女児にはかなり人気が有ったらしい。(おい)
「アーサー」は、打ち切られなければ、ペリノアさんの
ピカレスク路線だったそうなので、今となっては残念です。
もしかしたら、ローズマリーとタメ張るくらいのヒールに
なれたはずだったのに。
あ、そうか。
ペリノアさんで出来なかったことを、ローズマリーに
托したw。これなら納得です。そして、番組そのものは
1年しかありませんでしたが、
「稀代の悪女」ローズマリー嬢は、その名を後世に
とどろかせたので有ります。
もしかしたら、ローズマリー嬢は、ペリノアさんの無念を
晴らしてくれたのかもw。
追記です。
ローズマリー・サトクリフ女史(イギリスの児童文学作家)について。
そういうことだったのですか;。
やはり「ナージャ」スタッフは、ローズマリーに関しては確信犯・・・だった可能性が。
(あくまでも憶測です)
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コメント
「ナー○ャ」はたまーに見ていたのですが、確かにローズマリーはちょこっと見でも「朝っぱらから濃ゆい…」と思った記憶が^_^;)多分ちゃんと見ていればハマったかもしれません。
ペリノアは当初のプラン通り進めば東映動画悪役№1に輝いていたであろうことは想像に難くなく。
アーサーにケリ入れた時点でもう、只者ではなかったです(笑)
投稿: 北岡 | 2009年5月17日 (日) 23時22分
コメありがとうございます。
>ローズマリーはちょこっと見でも「朝っぱらから濃ゆい…」と思った記憶が^_^;)
「ナージャ」は他にも美少年の鞭打ちシーン(おい)など、朝からどーよ?というネタが多いのですが、傑出してたのはやはり後半の「反逆のローズマリー編」かとw。当時あまりの展開にgkbrしながら見ていた覚えが;。後番の「プリキュア」で、
ほっとした覚えが。
(あれも立派な格闘技アニメなんですけどね。)
>ペリノアは当初のプラン通り進めば東映動画悪役№1に輝いていた
もしかしたら、「ナージャ」スタッフに当時ペリノアファンだった人がいたとかw。だとしたら、路線変更時にローズマリー嬢のキャラ付けをああしたのに納得したりして。
>アーサーにケリ入れた時点でもう、只者ではなかったです
あの美しいシークエンスw。作画でさえもが只者ではなかったですね。
そういえば、アーサーも、
「俺が『黒い狐』と名づけた奴」と何やらペリノアさんに関して自己主張してますし。
「俺が名づけた」
「俺が名づけた」・・・wwwww。
投稿: 由維 | 2009年5月17日 (日) 23時56分