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惑星ロボ・ダンガードA 「キャラ感想・その3.」

「トニー・ハーケン」

やっとこの人に行き着いた気がします。
リアの頃。この作品好きな女子の間で派閥が出来たような。

どうやら世間的には彼の人気は相当高かったらしいw。何せ
徳間書店から発行されたRAの表紙を見れば。

どう見ても、ハーケンの方が面積広い。(←おい)
当時からして主人公びいきだった自分としては、結構
物言いがあったような。

でも、「赤い彗星」シャア・アズナブルに先立つこと2年前。
同じ時期に放送されていた「ボルテスV」の『プリンス・ハイネル』様
と人気を二分していたのは紛れも無い事実。

改めて、「この作品におけるかの人」感想。

いろんな意味で、「ルルーシュ」というか「ゼロ」というか。
30数年前の昭和の時代に、既にこういうダークヒーローが
いた、というのが凄い。

「わが臈たし悪の華」ALI PROJECT
http://www.uta-net.com/user/phplib/Link.php?ID=69352
相変わらず、ものすごいPVではあります;。

「コードギアス・反逆のルルーシュR2」のEDであり、
ルルーシュのことを謡った内容の曲であることも重々承知してますが。

それでも、何から何まであまりにもハーケンに嵌りすぎているのが
恐いくらいです。タクマの時には歌詞の注釈つけましたが、今回は。

何も言うことはありません。そのままです。
ラストの「ゼロ・レクイエム」まで同じという。

「憎しみを一身に集めて、自らを滅した。」という奴。

彼が「ハーケン特別隊」の若きリーダーとして登場して以来。
明らかに、それまでのメカサタンチームとは一線を引いてました。

「容赦が無い」一言で言うと、こんなもの。
隊員達は。
「負傷した場合、救助を呼ばず、待たずに特攻せよ。」
…明らかに(ry)。今で言うと、思いっきり人材の無駄遣い。

攻撃対象に対しては。
『最小限の労力で、最大限の成果を。』
その結果。基地の奇襲殲滅とかコロニー観測船落しとか。

何よりも、彼の最大の罪は。
「組織の内部崩壊を自ら招いた」ことと思われ。

なかなか成果の上がらないメカサタン隊の代わりとして、
「総統閣下の切り札」として表舞台に登場したハーケン。
それゆえ、年齢からしても「上」に当たるメカサタン隊の
メンバーに対し、相当な屈辱を与えたのも事実。

その結果。少なくとも
「プロメテに向かう」という目的で一致団結していたはずの
ドップラー軍団内に、微妙な空気が流れたのも当然かと。

で、トニーのしていたことは。
「お父様の愛情を独り占めするために、仲間同士で潰しあう」
…お父様=総統閣下、仲間=姉妹で。

どっかで聞いたような。
「薔薇乙女達(要英訳)」の「アリスゲーム」そのものだな。

そもそも、彼「だけ」が、この作品中で
「お父さんの居ない男子」です。で、「お父さん」を欲しがった
結果がこの顛末。

で、トニーは無事、
「アリスゲーム」の勝者になりましたが。
「アリス」にはなれませんでした。

男子だから?いえそうではなく。
「お父様」と思っていた「総統閣下」が
「只の自己中ヤロー」でしかなかったという悲劇。

トニーは、やっとここで気がつきます。
「自分がなすべきことは、父親の愛情もどきを得ることでは
無く、残った同士の初志を貫徹させること。」

亡き母が、死ぬ間際に残したギアス言葉。
「生きなさい。」

今まで「母親」込みで忘れていたのに、
「よく似た人」を観て「込み」で甦ったギアス言葉。

自分を慕ってくれていた部下達は、全て先立って逝ってしまった。
今残っている「同士」たちは、恐らく自分のことを快く思っていない。

今の「総統閣下」は、最早「総統閣下」ではない。
しかし、それを知っているのは自分だけ。
ならば、自ら「父親殺し=総統殺し」の汚名を被ろう。
後は、タクマに「託して」。←しゃれではないです。

「虐殺皇帝」(だっけ?ユフィは『虐殺皇女』と二つ名が付いて
しまってますが)と言われるようなことをした上で、公衆の面前で
「ゼロ」(実はスザク)に刺殺される道をとったルルーシュ。
しかし、ルルーシュにはスザクが居ましたし、何よりも、この
「ゼロ・レクイエム」の共犯者となってくれるだけの親友でした。

トニーには、誰も居ない。
真の孤独。

結果として、タクマはトニーの「願い」を聞き届けた形ではありますが、
果たしてどこまでが彼の本心だったのか、聞くよしも無かった訳で。

こう考察していくと、トニーはルルーシュ以上に「悪の華」を貫いた
奴、ということに。何というか。

本当に手前味噌でありますが、「ギアス」シリーズ終了後にこの作品
レビューしたのは、決して偶然だけではないと思いました。

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