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NHK大河ドラマ「天地人」 #1.

「五歳の家臣」
薮入り中の実家で観ました。
そういえば、大河を初回から見るのは「新撰組」以来。
実親が時代劇オタクなせいで、幼少時からどうやら
「あらゆる時代劇」で洗脳状態にあったのですがw。
しばらくご無沙汰してました。

番宣などを見る限り、
「もしかしたら?」という思いがありました。

感想。
思ったとおり。ど真ん中来ました。
吉川晃司の信長に、「ついに来たかw」感がありましたが、
それよりも何よりも。

阿倍寛の上杉輝虎があまりにも男の色気に溢れ過ぎてる。

「男が惚れる男」と言うものはかくありき、と言ったそのもの。
マジで背中が寒くなりましたわ。

「御館様がお亡くなりになった。戦が起きる。くれぐれも
近づいてはならんぞ。」と父に諭されても、現場に赴きたくなった、
また、本人を真近で観たい、と思った与六(後の直江兼続)の気持ちが思いっきり
判るような。

一方で。
坂戸城主・長尾政景と、輝虎の姉であり、その妻である桃(仙桃院)
との間の一子・喜平次(後の景勝)。
政景の不慮の死後、喜平次を養子として引き取りたい、と姉に
申し出る輝虎。
喜平次は、叔父である輝虎を「父の仇」として憎んでいた。そして。

「あだ討ち」をしようとしたが。

小太刀を左の籠手で受け止める輝虎。血が流れ落ちている。しかし、
輝虎は微動だにせず。

それが潔白の証拠。

後に狩りに出かけたとき。改めて叔父に詫びを入れ、養子となる喜平次。

とにかく、子役チームが頑張ってます。与六の中の子さんも頑張ってますが、
喜平次の中の人が小太郎@劇場版電王「俺、誕生!」の人、だったとは。
まあ、一年半もたてば成長期の男の子ですから、随分変わるのは当然なのですが。
喜平次も、恐らくは叔父の「漢振り」に、
「なるべき自分」というか、「なりたい自分」を重ねたに違いない、と。

「父親のようになりたい。そして、いつか父親を越えたい。」
…来たな、ついに。まさか今年の大河で『これ』が来るとは;。

悪ガキどもが、与六の父のことを嘲った。父の名誉を護る為、
そいつらと喧嘩している最中に、仲裁するものが。
「争いごとはやめろ。」
「父上を侮辱されたのを怒って、何が悪い!」歯向かう与六。
彼こそが、喜平次その人だった。

そして。その喜平次の『弟分』として目をつけられたのが、与六。
まだ5歳。仙桃院自らが母親であるお藤の元に赴いて懇願しようとも、
そりゃ断るでしょう。母として、ならば。

しかし。父は
「侍の子ならば、ぜひともお受けするべし。」まあ、そうだろうな。
「後に家臣として大出世間違いなし。」なご時勢だから。よって、
「心を鬼にして」ぜひともこの話を了承するよう、「頭を冷やさせ」られることに。

それでも、自分は父様や母様といたい。これが普通でしょ。
これくらいの子どもならば。

お母様。
一晩経っても意志を曲げないわが子に、紅葉した楓の木を指して、
「紅葉のような家臣になりなさい。」と。

楓の葉は、冬が来る前に、全てを「次」に託して紅くなり、そして散る。
あの紅い色は、決意の色。

「そなたは、今日から母の子ではなく、越後の子となるのです。」
母に捨てられた、と思った与六。
母が子どもを捨てるわけないでしょうが。涙を見せないように、
かまどの前で薪をくべるフリをするお母様。…ええ、泣きましたよ。

そして、父に連れられて寺に連れられてきた与六。
己のことを語れ、といわれて、言葉をつむぐも、つながらず。

「人の言葉を鵜呑みにするから。己の言葉で語れ。」と和尚に言われ。

「わしはこんなところに、来とうはなかった!」思わず叫ぶ。

ここは輝虎の面前でもある場所。しかし、物怖じせずに
自分の思うことを言う与六を、輝虎はいたく気に入ったらしい。

しかし、あの「魔人」のごとき御仁の前。子どもならビビッて当たり前。
なかなか、将来家臣となるはずの子供達と打ち解けようとしない喜平次の
ために呼ばれた与六。

小さいながらも、己の思うままを口にする与六と、
思うところありすぎて、殻にこもりがちな喜平次と。

「北斗七星」の運命が。

…しまった。こんなに書いてしまってる;どうなることやら。
ちなみに、次週予告では。
「わしは、お前に全てを伝えようと思う。」ますます加速しています;
レビューがどうなるか;

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ネタバレ。
輝虎に断鉄さんを見たのは、たぶん自分だけ。

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コメント

由維さんごあいさつ遅くなりました。
あけましておめでとうございます!!

今年もまたいろんな作品でご一緒できたらと思います!!

子役の子がとてもよく頑張ってたと思います。
とても泣ける演出もあって、よかったですし。
最初の掴みはOKって感じでした。
この子役からブッキーにスイッチするときがどうなるかですね。

では今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

投稿: なぎさ美緒 | 2009年1月 7日 (水) 10時10分

コメント有難うございました。
こちらこそ、今年もいろいろな作品でよろしくお願いいたします。

大河の子役は、とにかく神演技、と言うのがもはや伝統の域に入っておりますが、今回もそれにたがわず。むしろ伝説を作った、といっても構わないかと。

とにかく、頑張れ妻夫木君、ですね。

投稿: 由維 | 2009年1月 7日 (水) 22時43分

まさか、由維さんが大河ドラマのレビューを入れるとは!うちは録画してまだ見てないのですが、嬉しいです。阿倍寛の上杉輝虎は評判がすごい良いみたいですね。出演者の方々、時代劇は初ではなくて他の人物の役もやってるはずですけど、阿部寛さんの場合は、本当にこれがハマり役のようで。信長も色んな方が演じてますけど、吉川さんのは色々秘めてそうな不気味な恐さがありますね・・・。

投稿: かなべえ | 2009年1月19日 (月) 23時44分

いや、自分でも「大河」するとは思いませんでしたw。
ただ、歴史はかなり苦手なほうなので、どちらかと言うと
ベクトル違ったツッコミメインになりそうな;。

吉川「信長」が、意外に「地味目」始まりでしたので、
この先どうなるか、です。

つか、阿部寛があそこまで「化ける」とは;ココが一番のレビューの理由だったかも。

投稿: 由維 | 2009年1月19日 (月) 23時56分

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