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惑星ロボ・ダンガードA#42.(東映プレミアBB配信)

「異星人ノエルの微笑み」
http://shop.anime-bb.com/anime/_item/item016122_0000.htm

「ダッテ私ハ、モウ一人ノ、アナタダカラ。」

ノエルさんだ!ノエルさんやっとキタ!ノエルさんに遭える!
・・・個人的にものすごく喜んでますw。

リア時にこの回、観てます。しかも、ラジカセでテレビから
外部マイクで録音するという、いかにも当時なことをしておりました;。
なので、時計の音が同時に入る、という、大笑いなことも。

で、しばらくはカセットテープが伸びるかというくらい、聞き込みました。

後にRAが出たとき。この話がフルカラーページで紹介されましたし。

公式見れば判りますが、この回だけのゲストなのに、ノエルさんは
キャストがクレジットされてます。
(ちなみに、杉山佳寿子さん。最近ではデスパライア様@プリ5)

今でも、このコンテンツの中でも高い人気を誇るこの第42話。
しかも、男女の差を問わず。

大体の話の流れは覚えてましたが、
「メカサタンとノエルさんの繫がり」を忘れてました。
結果。
「ノエルさんが自分の命と引き換えにダンガードAを
助けた」ことになるのですが。

そこまでした、彼女の動機。これがぼやけてました。
今回のレビューは、その辺りをメインにしたいと思います。
(何せ、あまりにも有名なエピソードですから。)

EDのクレジットによると、姫野さんの実質作監デビュー作に
なるのですが。今見ても、ものすごく美麗な画面です。
とにかく、ノエルさんがこれでもか、というくらい美々しい。

「魔王星」から「飛ばされて」来たという、いわゆる
「超能力」を操る異星人。紫色の水晶玉を持ってますが、
これは本星(兄・アルファート)との連絡用。しかし、
「生命維持装置」みたいな感じもあり。

腰まで届く長い金髪・瞳は青。(白目もやや青みがかってます)
ワンショルダーの薄水色のロングドレスを纏った彼女。しかし
「相手を凍りつかせる」能力があるらしい。馬屋古女王@山岸凉子
のごとく、超人的な跳躍力も有る。(おい;)テレパシー能力も
あるので、異星人と会話可能。

そんな彼女が、何故「惑星X」などに「たった一人で」いたのか。

母親が異星人の男と結婚し、二人も子どもを成したから。

両親は処刑され、兄は「異星人の心臓を大魔王に捧げること」により
許される。しかし、彼女は「猶予」を与えられた、というより。

実質、永久追放。(あとは運次第。かなり厳しい。)

もしさっさと「本星」に返そうと思うのなら、それこそ「地球」に飛ばせば
良いものを。ノエルさんが後腐れなく『さっくり』できそうな(おい)
「餌」など、いくらでもおりますからw。(おいおいお)

そうでないところに、むしろ「魔王星の掟」の厳しさがあるわけで。

で、彼女自身も、母親の「正しさ」を信じていたのですから。
(彼女の兄は自分が生き延びる方をとっただけで。考え方の違いです。)
「私は、異星人である貴方たちのお父さんを愛したことが罪だとは
思ってはいません。むしろ誇りだと。」

「お父さん」はよっぽど良い人だったんだな、と思います。「掟」と
秤にかける必要が無いくらいに。

で、彼女の「そういう人」がどうやらタクマだったらしい。

「夕べ。私が殺そうかと考えている間、この人は寝られずに私のことを
心配してくれた。しかも、自分達のところに来ないか、とまで
言ってくれる。私達にとっては、異星人は全て敵なのに。」

そんな「優しい」人を殺して良いのだろうか?
母は、恐らく「そういう人だから」父を愛したのでは?

この人の「心」が「綺麗」なのは、「アノオト」で判るから。
「アノオト」を聞いた今、自分にこの人を殺めることは出来ない。

父も母も、「優しい」だけでなく、「自分の正義」を貫く「強い」人たち
だった。二人とも、命を懸けて、それを自分達兄妹に教えてくれたのに?

母は「裏切り者」と言われた。自分達も。

けれど。「このひと」は。
「そうではなくて、立派な人」と言ってくれた。

母の名誉を、尊厳を守ってくれた。そして、自分のそれも。

この人を殺めてはいけない。例えその代りに自分の命がどうなろうとも。

貴方は、生きて。
それが、母さんの、私の、生きた証になるから。

ドップラーが「後方の憂いを断つために」よこしたメカサタンは、蜘蛛型の
もの。「蜘蛛の巣」状の糸で相手を絡め、高熱で相手を焼く、と言うもの。

「タクマさん。大丈夫。私が、糸を凍らせてしまいますから。
この水晶玉の力で。」

「ノエル、やめろ!そんなことをすれば、お前は氷のかけらになる。
お前はたった一人の妹。僕を一人にしないでくれ!」←本音。

「私は母さんの娘。私も、自分の心に従います。」

メカサタンごと、糸もろとも凍結。水晶玉、亀裂が入り、砕ける。
そして、ノエルの姿も。

「ノエル、やめろ!」泣き叫んでいたタクマでしたが。
彼女の犠牲で、決定的チャンスが訪れたのは確か。

これを無にしては、いけない。

恐らく、父が亡くなったとき以来の気迫であったかと。
(以前の彼なら、ただその場で泣くばかりだったかと思われるので)

久保の遺品のトランペットを吹くタクマ。
粉雪が羽のように舞い降りてくる。

氷のかけらになって散った、と言うノエル。
もしかすると、またこれも。

地球はそろそろ、クリスマス・イブの頃。

リア放送時はまさにクリスマス・イブでした。内容としては
「クリスマスの奇跡」に「人魚姫」モチーフをアレンジしたもの
かと。個人的には、ゲストヒロインが主人公に惹かれて、
(大抵敵方)最後は主人公かばって自分が身代わりに散る、という
ストーリーは嫌いなのですが。

彼女は「己の正義」に殉じた人、ということで。タクマにしてみれば
綺麗な異星人の女の子が、自分のために犠牲になったという。

ノエルさんの事情を有る程度分かってはいても、目の前でお互いに
好意を持った相手が散華する様を目の当りにする、と言うのは
どれだけ耐えがたかったかと。

しかも、ノエルさんはタクマにしか見えてなかったし。
(恐らく秀人には、メカサタンが急速凍結はじめたくらいにしか
見えてないはずですし。)

以前から、タクマが「優しすぎる」のが致命的欠陥とは、それこそ
キャプテン・ダンから指摘されていたのでは有りますが、今回は
それが必ずしも欠点ではない、という話でもありました。

このエピソードは外伝のように言われてますが、これからの
「タクマとハーケンの闘い」に先駆けて、結構含みがあったかと
思われます。

目的のためには、身内でさえも謀殺するハーケンと。
自分を殺す目的で近づいた異星人でさえも、手を差し伸べる
タクマと。

普通なら、タクマのほうが先に始末されるようなものなのに
決してそうでない、という。

さて、次回からが最後のターンに入るかと。

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