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ブラスレイター#13.

「遠い記憶」
倒れているジョセフに手を差し伸べるアマンダ。彼が教える地下室に運び、休ませる。
そこは、彼=ジョセフが幼い頃育った、教会のものであった。

アマンダに語る形で、明かされるジョセフの過去。
本編の主人公」であるはずなのに、今までありえない位に台詞が少なかった反動か、
語る、語る。

彼もマレクと同じく「移民の子」であり、「孤児」でもあったゆえ、拾われた
教会で、神父さんやハンナさんに、他の同じ境遇の子供達と一緒に、家族同然に育てられていた。
貧しくはあったが、それでもお互い助け合い、心豊かに暮らしていた。

子供達の中でも一番年長でもあったジョセフ。神父さんが寄付を募りに街へ出かけるとき、彼は必ずお供をした。

寄付を頂くために、街の有力者宅を訪れる二人。神父さんが「中で話を」している間。外で待っている
ジョセフに声を掛ける、この家の「馬鹿」息子。《でも、外面だけはいろんな意味でよかったりするが。》
「おい、今日は何をして『遊ぶ』?」
「俺に選べるのか?」

同じような境遇の仲間とともに、ジョセフに殴る蹴るの「暴行」を加える馬鹿息子。
「顔だけは殴るなっていってんだろ!」
こういうところも姑息だな。
「寄付をさせてやったんだから、慰み者になりやがれ。」こういうことなのでしょう。
全く、腐りきった根性のガキだ。
神父さんが出てくるところを見計らって、消える連中。
「なんでもない」と明るく振舞うジョセフ。だけど、神父さんは分かっていたはず。

「どうして、読み書きの練習するの?ジョセフ。」
「こうして身に着けておけば、いつか役に立つから。」…健気だ。

そしてある日。いつものように暴行を受けていたところをフランツ、という移民の男に
助けられる。
「街で一番賑やかなところを教えてくれるか?」
「任せておけ。」街の広場を教えるジョセフ。日曜になると、市が立って賑やかになる。
フランツは、そこで商売をするつもりでやってきたのだ。
「お礼に、これをやるよ。」数個の菓子を、ジョセフに渡す。
「これは、菓子、って言うんだ。」
やり取りを、影から見ていた馬鹿息子。
「…移民のせいで、僕達の町が汚くなる。今に見てろよ。」

フランツに貰った「菓子」を教会に持ち帰り、皆で「均等に」分けて食べる。
「こんな甘いの初めて食べた。」
「チェリーのところは、一番小さい子にあげる。」…ジョセフ、凄くいい子だ。

「これをお礼に」神父さんからて木彫りの聖母像を預かり、フランツの下へ向かった
ジョセフ。
だが、信じられない光景が。
例の馬鹿息子連中が、フランツのいない隙を狙って、屋台を襲っていた。
商品や備品を河に投げ捨てるばかりか、騒ぎに気付いて帰ってきたフランツ
までも巻き添えに、ついには屋台ごと河へ投げ込もうとする。

「辞めろ!」一人で止めようとするが、遅く。屋台ごとフランツは河へ落ちる。
木彫りの聖母像も。弱者の祈りなど、強者の横暴の前には無力、という比喩か。

「あいつらがやったんだ!」ジョセフが証言するも、「真犯人」が「街の有力者の子弟」
ゆえ、逮捕することが出来ず、「ジョセフが犯人」に仕立て上げられてしまう。

「教会の子供達がお前みたいに嘘つきなら、二度と寄付はしない。」おさない子達の
ことを考え、仕方なく「自白」。だが、神父さんは分かってくれていた。
「お前は盗んではいない。自分に力があれば、お前を守れたものを。」

神父さん。ジョセフに、彼が教会に拾われたときのことを話す。
彼の両親は、靴も食べ物も持たなかった。それでも、最後まで生きようとした。
そして、その命が尽きようとしていたとき、たった一つのもの~ぬくもり~で
赤子の彼の命をつないだ。

「どんな過酷な世界でも、生きる意味はあるんだ。」

マレクも移民の子。確かに、彼はアマンダの弟、として第二の人生を歩みましたが、
ジョセフよりはるかに強い「後ろ盾」(そこそこの家柄出身で、なおかつXATの隊員。)
があるにも関わらず、やはり「街の有力者」の悪ガキどもから「いじめ」の対象になった。

リアルに当てはめてみる。公安の特攻勤務の身内がいるのに、いじめる?普通は出来ないです。
「移民=悪魔」という信念?があるからこそ、出来うる所業。「悪いこと」ではなく、
「正義」だから。いや、恐い。
だから、ジョセフは彼を見放すことが出来なかったと思います。自分と同じ境遇だったからこそ。

何とか回復したものの、フランツは町を退去?させられ、子供たちもそれぞれ奉公先が決まり。
ジョセフはそのまま教会に残る。

5年が過ぎ、ジョセフ15歳。街を大洪水が遅い、人々が教会に避難してくる。
水も、食料もなく。死に行く赤子。手当てが間に合わない怪我人。神父さんは
祈りを捧げ続けるが、心労の余り、急逝してしまう。
「何故、祈りは届かないんだあ…。」慟哭するジョセフ。その時。

「遅れてすまなかった。水と食料と、薬だ。」そこに現れた、白衣の金髪の青年。
「わたしは、ザーキン。」

それにしても。街の人たちはこういうときだけ教会を利用してたのでしょうか?街の
有力者のところへは行かなかったのか?つか、彼らも教会に避難?それとも、どこかへ
逃げ延び?やはり理不尽です。

しかし。一瞬『エミール@有力者の馬鹿息子』かと思いましたわ、ザーキン。彼もまた
「金髪の美少年」でしたから。

でだ。過去の話はまだ続くらしい。え?ですが、いかにジョセフが「融合態」になったか?
そこまで行き着かないとダメ、らしい。

これがR15ゆえ、ここまで思いきって「人の心の暗部」を描けるのだと思います。そういう意味でも佳作です。

さて、過去話@後編がどうなるか?楽しみです。

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