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宇宙戦艦ヤマト#23.~26.(最終回)

23~26(最終話)一気に行きます。
本当は最終話だけでも一話取りたかったのですが、諸事情でまとめます。
そろそろ春の新番組も来ますし。もう33年前の作品であり、一時期は
色んなところで語りつくされているはずなのですが。

考えてみれば、イスカンダルに着くまでに24話。イスカンダルでの話に
1話。(といっても、今の基準で考えると、かなり色んなネタが詰め込んで
あります。)
そして、最終話。帰途なのですが、ここでもまだデスラー総統が頑張っている、
というw。

メインは25~26話に絞ります。実は、御大のイメージイラストだけで登場
されていたスターシアさん。動画よりイラストのほうがお美しい;これは
仕方ないにしても、この方と妹のサーシアさんだけが生き残った、という
「滅びを待つ惑星」のお姫様…というよりは、やはり『女王様』。デスラーが
実は彼女に懸想していた、というネタは後のシリーズで見かけた気がしましたが。

イスカンダルの女王様が選んだのは、「地球の男性」だった、ということで。
下世話な話をすれば、お互いしか居ないのだから、そういう感情は生まれて
しかるべき。おまけに、守兄という人は、
「いつも華やかで、周りの視線を集めていた」という、カリスマキャラ。

彼が『生きていた』ということで、「彼の死」に対してトラウマを負っていた
人たちが、ここで救われたようです。
この話では、沖田艦長・真田さん。そして、弟である進。それぞれがやっと
「前向き」になれた、というか。そして、彼は仲間の下へ戻らず、スターシアさんと
イスカンダルに残ることを選ぶ。

自分達ではなく、恋人と居ることを選んだ兄。以前の進なら、決していい顔はしなかった
はずですが、笑顔で送り出せたところに、彼の成長が見えます。

それしても、かの「藪たちの反乱」の一件。女性なら誰でも恐ろしい出来事なんですが;。
(顔見知りにいきなり「俺達の花嫁になれ」と拉致られる…gkbr。手塚御大の「火の鳥・
宇宙編」を思い出します;;;;)何回見ても、あのときだけは、
「古代、何でさっさと(ry)」とブーイングします;。しかし、ユキさん強いな;
さすが第一艦橋のクルーだ。

あのエピソードだけは、「さっくり」でよかったです。ねちっこくするべき話でも
なかったし。

そして、最終話。デスラーが生きていたのは、当時としては画期的な展開だったと
思います。あれだけ超然としていた「権力の頂点」そのものな人物が、かなり俗物に
成り下がりつつも、生き延びようとした姿。今見ると、ステレオタイプな「ワルモン」
ではなく、あくまで「一人の人間」として描かれていたところに、今に通じる普遍を
感じます。

その証拠に、ワープミスにより、ヤマトの横腹に頭をつっ込んでしまったデスラー艦。
千載一隅のチャンスを逃さない、流石です。放射能ガスをヤマト艦内に流し込み、
白兵戦に自ら挑むデスラー。そこで初めて古代と顔を合わせる。

病床に伏している沖田の代わりに、艦長代理を務める古代。
「坊や、良く頑張ったな。」確かに、デスラーからしたら、当時の古代何ざ(坊や)
だったのですが。しかし、その口調には既に彼を認めているものがうかがい知れます。
(だから、後のシリーズではダチ関係っぽくなるのですが)

で、かのユキさんです。
「古代君が、死んじゃう」
このままでは古代たち全員が死んでしまう。これを打破するには
まだ未完成の『コスモクリーナーD』を稼動させるしかない。
しかし、これには致命的な欠陥が。
稼動の際、毒を含んだ空気を吐き出す、という。

コスモクリーナーを稼動させ、「毒」にやられて操縦席から崩れ落ちるユキ。
彼女の尊い犠牲により、ヤマトは最大の危機を逃れる。

ガミラスを追い払い、喜ぶ全員。しかし、真田さん、古代に
「この勝利がユキの尊い犠牲と引き換えであること」を告げる。

激しい虚脱感に襲われる古代。

そして、最後のデスラー砲の攻撃を、「ミラー化」で反射させ、デスラー艦を自滅
させたヤマト。

本当の勝利。そして、地球がもう目の前に。喜びに沸くクルー。
しかし、古代だけは一人、みんなに逆らって歩く。

ユキが安置されている部屋に来た、古代。

「一緒に地球を観にいこう、ユキ。」動かない彼女を前に、独白。

何回見ても、辛いです。家族を亡くし、地球を出た彼。
帰ってきたが、やはり誰もいない、という。(兄はまあ、置いといて)
誰も迎えてくれる人が居ない、という事実。

告白すればよかった。後悔するばかり。

そのころ、沖田艦長。存命は、あとわずか。
「地球か…何もかも、みな懐かしい」
眺めていた家族の写真、取り落とす。付き添っていた佐渡先生、総てを
察して。敬礼。

古代。ユキを横抱きにして、第一艦橋へ。少しずつ、指や手が動く。

目を覚ますユキ。
「古代君。…わたし、どうしてたの?」

とりあえず、驚いてから、湧き上がる喜びを押さえきれない古代。

そして、二人で改めて地球を見つめる。

ヤマトは、間に合った。

…青く甦る地球のイメージ。

このシーンが、何故に、特に女子に語り継がれているかというと。
このときのユキ。白いネグリジェ着せられてます。まあそういってしまえば
情緒も何もないのですが、見ようによっては
「純白のドレス」に見えなくも無し。いわゆる「眠り姫」のシチュエーション。
そして、
「おうじさまのねがいがてんにとどいたのか、おひめさまはめをさましました。」
なわけです。完璧に御伽噺、というかファンタジー展開。

この話そのものがスペオペだけに、なおさらこの流れは異色です。それゆえに、
女子に広く受け入れられたのかもしれません。

かなり昔の作品でもあり、古代兄弟のお二人は既に鬼籍に入られます。しかし、
なお語り継がれるだけの魅力がある、というのが改めて分かった次第。
(続編は、実は余り見ていないので)。

これがなければ、恐らくガンダムもなかったし、すべての『アニメ』文化は
今と違ったはずであります。

大人になって、もう一度見ることできたのは、本当に幸運でした。

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