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グレンラガン#27.(最終回)

見ているほうには物言いはあるけど、本人達が納得してるなら、それも有かと。
何といっても、彼ら自身が選んだ道だから。

というのが、最終回のうちの本当の最後、「それから20年後」の感想です。それと、
結婚式の最中に消滅した「ニア」も含めて。

最終回、というか、最終決戦。ニア消滅の前に、救出間に合った模様。やたら大グレン団のメンバーのアップカット割り・下から上へパン、というのが目立ちましたが、ロージェノムパパはそれこそ「気合で」首から下の体を再現。見事に敵のどてっぱらに風穴あけました。(流石)

なかなかに「気持ち悪かった」のは、最終決戦の模様が、地球上の大気圏上空に投影されてたこと。
この世界でも、あーいうものが見えたら、「この世の終わり」と思っているはず。

それにしてもアンスパ、よくしゃべるな。お小遣い月3万円の癖に。(すいません、これは平行宇宙の話・・・・って、おい。)

アンスパ勢力との一騎打ちは、それこそロボットアニメの王道を行く「燃え展開」でありましたが。いえ、シモンとニアの結婚式までは。

式の最中、いきなり「消滅」し始めるニア。最初の異変に気付いたのはヨーコ。(やはり)さらに驚いたのは、新郎であるシモンの態度。普通、
「どーしたんだ、ニアー!。消えるなーーーー!!!!」(絶叫)とかなのですが、なぜか冷めている、彼。

「いいんだよ。分かっていたことだから。」ニアは「アンチスパイラルによって造られた擬似生命体。いずれは消滅する運命だったけど、あのコ、よく頑張った方よ。」とは、リーロンの弁。どうやら、皆「いずれ来ること」と認識していたらしい。(凄いことだ)

そして、何よりも。ニアが完全に消滅したのを確認した後、残りの全員に総て任せて、かのマントを肩に、当てのない放浪の旅に出てしまったこと。そして、誰もそれを止めなかったこと。

EDはいる。そして、エピローグ。「それから20年後」。

ロシウは地球政府大統領。補佐官的存在はリーロン。リーロンはともかく、ロシウ、20年以上年取ったように見えます;;貫禄ある、というか、いろんなこと乗り越えてきた、「男の顔」。
他のメンバーも、宇宙へ飛び立つ戦艦『大アークグレン』のクルーになってたりして。艦長はヴィラル。ヨーコさんは、以前の
教え子(かの男の子)がそのクルーになった、という報告を聞いてます。どうやら『ヨマコ先生』として、
小学校の先生として。今は校長先生?

そして、シモン。浜辺で椰子の実のようなものにドリルで穴開けようとして、上手くいかない少年一人。
そこへ、『ドリルはこうして使うんだ』といきなり現れて、少年に教える、マント被ってドリル担いだ中年男性。無事穴開けられて、ジュースを飲むのに成功。『俺を誰だと』言葉、さえぎられます。

20年後のシモン。一見世捨て人のようです。肩にはブータ。栄光に輝く将来を捨て、市井に埋もれて放浪し続ける人生を選んだシモン。
しかし、後悔はしてない模様。「皆、頑張ってるな」螺旋を描いて、宇宙に飛び出していく、大アークグレン。それを地上から眺めるシモン。『俺のドリルは、天をつくドリルだ!』

一般にいう、『ハッピーエンド』とは程遠いかと思います。その場合、ニアは消滅せず、シモンと彼女は結婚し、
『地球を救った英雄&ヒロイン』ということでカリスマに祭り上げられつつも、政府の最高要職についている・・・
でENDだったかと。

ニアがいたからこそ、シモンは闘った。彼女がいない今、自分が『世界』に対して働きかける必要もなくなったし、カリスマにはなりたくない。むしろ、窮屈。彼女がいてくれたおかげで、『本当のなりたい自分』になることが出来た。それで十分。

よく、この作品は『ヤマト』と比較されてるのを見かけますが、もしかしたら、このシモンは
『森雪が生き返らなかった場合の古代進』なのかもしれない、と思いました。(実際、ヤマトの続編における古代はそういう
ポジションにいましたし。)

ロボアニメのラストとしてはすっきりしないかも、ですが、彼らが納得したのなら、まあ、そういうことなんでしょう。しかし、「闘いに散ったもの達の想いを、未来につなげる」事ができたのだから、これも一つの『ハッピーエンド』の形なんだと思います。

いろんな意味で、見逃せない作品でした。

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コメント

ナレーター=数十年後の主人公ってのに
驚きました。デジモン以来ですがやっぱり最初の話からずっとみてこの声を聞いてるからなお更・・・。

最終回の終盤は結果ばかり気にして本当にほーっとみてただけなので、由維さんの文をみるたびに
ハッと気づかされる部分が多いです。
自分はグレンラガンの悩んだり考えこむよりは気合でドッカーン!なノリが好きでしたが
結局、最初にシモンがドリルで地上へ出る道を地道に掘ってたようにみんな「道」を選んだゆえの行動なんですよね。(うちが言うとものすごくショボくなっちゃうのが悔しい限りですが

ロシウの持ってた字の読めない経典って何かへの伏線だと思ったんですが、結局あれって
本当に何もないただの紙キレだったんですかね;

投稿: かなべえ | 2007年10月15日 (月) 01時41分

そういえば、ナレーター=41シモンでした;;ナレーションの意味がこれで繋がりました。感謝いたします。

>本当に何もないただの紙キレだったんですかね
 こればっかりは何とも;;そうかも知れないし、そうでないかもしれないし。
とりあえず、これがきっかけで、
「過去に捕らわれないで、自分の思うように行動すべし。」と、ロシウは背中押されたかな?と解釈しております。

投稿: 由維 | 2007年10月15日 (月) 19時48分

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